ニュース詳細

2017.05.23

北陸中日新聞に当社の記事が掲載されました。

2017/05/16 北陸中日新聞掲載記事内容

若者向け化粧品完成

前田薬品&ケイズ&滑川高生


外用剤メーカーの前田薬品工業(富山市)と化粧品開発・製造のケイズ(金沢市)は滑川高校(富山県滑川市)と連携し、若者向けのスキンケア化粧品を共同開発。本格生産が15日、始まった。富山県産の素材を使い、石川県内の工場で生産することで「メードイン北陸」の商品としてアピールする。今月下旬から富山県内で順次、発売する。(織田龍穂)


両社が高校生と商品開発するのは初めて。校内でアンケートした結果、乾燥肌やにきびなどを気にする回答が多いことから商品化した。化粧水とリップクリームの2種類で、いずれも絹織物会社が提供する保湿成分を含むシルク溶液を配合。化粧水にはミネラル豊富な滑川産の海洋深層水、リップクリームには紫外線から肌を守る小矢部産のハトムギのぬか油を使用した。


開発を担当した薬業科の生徒6人がこの日、ケイズ金沢工場で専用機械を使って容器に化粧水を入れた。リーダーの大坪優奈さん(18)=3年=は「プロジェクトを通じていろいろな人と関わることができた。売れるのが楽しみ」と話した。


商品を「美絹(うつくしるく)」と名付け、高校生がロゴマークを考案した。化粧水が1500円、リップクリームが800円(いずれも税別)。29日から6月4日まで富山駅前のCiCビル内にある土産物店「ととやま」で取り扱い、6月上旬から道の駅「ウェーブパークなめりかわ」(滑川市)で販売する。