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2018.12.18

富山新聞に当社の記事が掲載されました。

立山に外用剤の新工場 前田薬品工業、20億円投資 生産能力2倍に

前田薬品工業(富山市)は、立山町塚越の「立山アドバンストガーデン企業団地」で新工場を建設する。

約20億円を投じてジェネリック医薬品(後発薬)のステロイド系外用剤を生産し、生産能力を約2倍に高める。

2019年11月に着工し、21年2月の稼働を目指す。

 

敷地面積約9400平方メートルで、真空状態でクリーム状の薬を混合する乳化装置のほか、ステロイドを隔離された環境下で扱う「封じ込め」設備を導入する。

 

やけどやアトピー性皮膚炎などに対応する自社製品の後発薬のほか、外部からの受託生産に対応する。

将来的な増産に備え、余剰スペースも確保する。

 

国は後発薬の使用割合を80%に高める目標を掲げているが、外用剤は今年3月時点で使用割合が46%と内服薬に比べて低水準となっている。

前田薬品工業は伸びしろのある外用剤に特化し、受注増を図る。