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2018.11.13

北陸中日新聞に当社の記事が掲載されました。

アロマセラピー体験拠点に 前田薬品工業 立山町に健康複合施設

医薬品メーカーの前田薬品工業(富山市)は12日、富山県立山町で計画している健康複合施設の建設に着手した。

「アロマセラピー」の体験拠点にする予定で、2019年5月ごろに一部先行開業し、全体を20年秋ごろにオープンさせる。

木材建築で知られる隈研吾氏の事務所(東京)が設計を担当する。

総投資額は10億円規模。

 

施設の名称は「Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)」。

約2万平方メートルの敷地にレストラン、植物から精油を取り出す設備付きの工房、屋根付き広場の3施設を先行して開業。

町内でとれるラベンダーやユズ、ヒノキをアロマに活用するほか、レストランでの食材に使う。

残りの敷地に宿泊施設4棟を建設し、20年に開業予定。

建物はいずれも木造平屋建て、散居村のように分散的に配置する。

 

起工式が現地であり、前田大介社長は「健康と美容をテーマに多くの人に利用してもらえる施設にする」と話した。

グループ会社で建築業などを手がけるGEN風景(富山市)が施設を運営する。

 

前田薬品工業は町内で栽培したラベンダーを使ったマッサージオイルを既に商品化。

今後は町産のユズなどを精油したサプリメントを開発しようと、本場フランスのメーカーとの提携を目指している。