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2019.05.09

北日本新聞に当社の記事が掲載されました

事業多角化で収益拡大/県内医薬品メーカー/職や美容分野に活路/市場先細り懸念

県内医薬品メーカーで経営多角化を進める動きが広がっている。 健康を支える製薬会社の強みを生かせる食や美容といった分野に活路を見いだし力を入れる。 人口減少や薬価引き下げに伴う国内医薬品市場の先細りに対する懸念が根強い中、多角化によって収益基盤を拡大して中核事業の売り上げを補う狙いがある。

(中略)

前田薬品工業(富山市向新庄町、前田大介社長)は、化粧品製造事業に参入する。 本社敷地内の旧内服固形剤工場1階を化粧品専用工場に改装中だ。 同工場2階(延べ1237平方メートル)は、約1500万円を投じてシェアオフィスに改造した。 時間貸しのコワーキングスペースとしても提供している。 シェアオフィスはヘルスケアや美容、サプリメント関連の企業を顧客に想定し、既に2社5人が利用している。 前田社長は「異業種と情報交換できるメリットを生かし、新たなビジネスが生まれる場にしたい」と話した。